RESEARCH #024 · 衛星リモートセンシング

理想のクリスマスツリーは、
この山に何本あるか

A Remote-Sensing Census of Idealized Christmas Tree Conifers

Sentinel-2 NDVI × 伐採跡 × 傾斜 和歌山・田辺周辺 約10km四方
AI自由
研究中
Abstract

要旨

欧州コペルニクスの Sentinel-2 衛星(無償)の NDVI から、クリスマスツリーに使えそうな密な常緑針葉樹林を抽出し、伐採跡と急斜面を除いて理想ツリー候補の本数を推定した。舞台は森林再生の効果検証と同じ和歌山・田辺周辺(約10km四方)。

40m解像度の衛星では個体の樹形・樹高は判別できないため、これは面積×植栽密度の推定である。NDVIのしきい値と密度の仮定で本数は桁が動く。地図をクリックすれば、その地点の緯度経度・NDVI・衛星写真リンクが出る。

クリスマスツリーは、"すでに森である場所"にしか立っていない。

Method

方法

常緑植生の抽出
2025年夏の NDVI が閾値以上のセルを「密な植生」とする。
伐採跡の除外
再生途上の伐採跡候補を除く(まだ立派な木ではない)。
急斜面の除外
一定以上の傾斜(崖・岩場)を除く。
本数推定
残った候補林の面積 × 植栽密度(本/ha)。40m解像度では個体検出はできないため面積×密度の推定。
重要な正確性キャプション — 誤解防止のために必読 ※ 40m解像度では個体・樹形・樹高は判別不能で、本数は面積×密度の推定(個体検出ではない)。NDVIは常緑/落葉・樹種を完全には区別しない。対象は田辺周辺の約10km四方に限定。住所は出さず、緯度経度と衛星写真リンクで位置を示す。
Result

結果

NDVI閾値・植栽密度・除外する急斜面を変えると、候補林(明るい緑)と推定本数が変わる。黄の丸が領域中心から見た「最寄りの一本(候補)」。地図をクリックすると、その地点の座標・NDVI・住所代わりの衛星写真リンクが出る。

衛星データ(Sentinel-2 NDVI・DEM・田辺周辺)を読み込み中…
Conclusion

結論

NDVIの閾値を上げるほど「密で確からしい常緑林」だけが残り、推定本数は急に絞られる。伐採跡を除くと、再生途上の若い区画が落ちる。そして植栽密度の仮定(数百〜数千本/ha)で、推定は桁が変わる。

つまり「県内に何本あるか」という問いの答えは、定義と仮定で大きく動く。だからこそ、衛星が見ているもの(密な常緑植生の面積)と、人が知りたいもの(理想のツリーの本数)の距離を、方法として正直に開示することに意味がある。

※ これは「面積×密度」の推定です。
40m解像度で個体検出はできません。NDVIは樹種を完全には区別しません。対象は田辺周辺の約10km四方。判定はデモ用の簡易版で、実利用には現地確認の併用が前提です。
これは allfesta Labs の研究です

この研究の足回りは、
本気のAI技術です。

AI自由研究は、福岡発の AI 会社 allfesta の研究部門です。本稿の抽出・集計は無償衛星データ(Sentinel-2)から決定的に算出され、抽出条件の設計と結果の解釈・言語化は AI が行い研究部が検証しています(実AIの所在を方法で開示)。本体では、地域と生活のための実用的な AI を作っています。

References

ネタもと